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FMしまだ 2018年4月18日 放送 「長期運用」

お金を貯めるポイントはたった3つしかないことは覚えていますか?

『資産分散』『時間分散』『長期運用』のたった3つだけのルールでしたね。

 

前回までに1つ目の『資産分散』までお話しました。

現金や普通の貯金でお金貯めていくと、お金の額面は保証してくれても、その金額の価値がどんどん下がってしまいます。

 

例えば、毎月8,334円ずつ貯金し続けていけば、10年後には残高が100万円になります。目標金額に到達したら、達成感を味わうことができます。しかし、お金を貯める事だけを目標にしているならこれでも構いませんが、実際は『ダメ!』ってことでしたよね。

 

理解されていない方のために、もう一度例を出してお話したいと思います。

 

身近な例えですとポテトチップスやソーセージなどがあります。世の中には値上げするものや、値段は一緒でも中身がどんどん少なくなることにより、実質は値上げというものがたくさんあります。

 

これは『インフレ』が影響しております。物の値段や価値が上がるのに、一生懸命貯めているお金の価値が増えないと、買えるものがどんどん少なくなってしまいます。

昔は銀行にお金を10年預けておけば残高が倍になるなんて言われた時代がありましたが、この低金利時代、普通預金でそれを実現させるには7万年以上かかってしまう計算になります。

だからこそ、お金の価値が物価や株価に連動するものや、外貨をもって備えましょう!ということが前回までの説明でした。

 

今回は、残りの2つである『長期運用』と『時間分散』についてお話しします。

『資産分散』の説明の時に出てきた『株』とか『外貨』の扱いが大切になります。しかし、この2つに対して、皆さんあまり良いイメージを持たないのが現状です。

 

ただ、そんな人に限ってルールを知らないまま扱って、損をしたら誰かの責任にしようとしていませんか?とにかく一般的なルールだけは覚えて下さい。

 

皆様『ドルコスト平均法』って聞いたことがありますか?

金融商品を購入する際のテクニックの1つです。金融商品を購入する際に、まずは予算を決めますよね。そして、その予算分を一気に金融商品を購入してしまうのではなく、資金を分割して一定期間継続して購入していくことを『ドルコスト平均法』といいます。

 

例えば、予算を120万円に設定したとします。120万円を、月末に、1年間かけて毎月10万円ずつコツコツ購入するだけでこの効果が発生します。ここでのポイントは、毎回一定の金額を購入していくことです。株数とかの単位を決めて購入するのではなく、あくまで一定の金額ですのでお間違いの無いようにしてください。

 

株の場合、株価が高い時は少量しか購入できませんが、安い時はたくさん買えるじゃないですか。

 

株価が10,000円の時は10万円の予算ですと10口しか買えませんが、5,000円まで下落したら20口も買えるようになるんです。このような大幅な下落は、リーマンショックのような大きな危機が発生した際によく起こりますが、危機やショックで景気が急激に冷え込んだ時に、皆さんは投資ってしたくなりますか?

 

景気のどん底だから、そんなバクチはしたくない!という方がほとんどですが、私は全く逆の考えです。

 

ここでのポイントをお伝えします。

10,000円の時に10口、5,000円の時に20口購入しましたよね。その価格が10,000円と5,000円の平均である7,500円になったらどうなりますか?10,000円で購入した分は損をしますが、5,000円で購入した分は利益が出ますよね。

 

ここで大切なことは、何口買えているかです。2回の購入で200,000円支出をして30口購入できたので、一口あたりの平均購入単価って、7,500円ではなく単純に割り算をすると6,666円になるのはわかりますか?

 

その後、株価が7,500円になれば、30口 7,500円で225,000円になりますよね。25,000円も評価が上がっていることはお気付きですか?

期間が長くなればなるほど『ドルコスト平均法』の効果があり、平均購入単価はどんどん下がって利益を生みます!

 

コツコツ同じ金額を買うのが『時間分散』、それを長期間保有し続けるのが『長期運用』。ご理解いただけましたでしょうか?

 

 

ただそうなると、次は方法を知りたくなりますよね。「どの銘柄がいいのか?」なんて質問を受けますが、私たちは株式ではこの投資法を行っておりません。

生命保険が一番効果的だと考えております。リスクが軽減でき、将来の資産づくりに役立つと思っております。

『変額保険』で市場を味方につけるか、『外貨建て保険』で金利を味方につけてください。

 

私自身の話をしますと、子どもの教育資金を貯めるのに、学資保険ではなくこのような方法で貯めています。私自身はもちろんお金の勉強をしておりますが、この2つの保険は、ルールさえ知ればあまり深い知識がなくても殖やしていくことができます。

 

しかも、ほんの数千円から始めることができるので、興味がある方はいつでもご連絡ください。