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FMしまだ 2018年3月22日 放送 「時間分散」

お金を貯めるポイントはたった3つしかないということで、1つ目として『資産分散』が大切だと、前回お話をさせていただきました。現金や普通預金ももちろん大切ですけど、5年以上使わないお金があったら預入れ先を少し変えてみたら、将来の資産形成が大きく変わります

 

今回は、残りの2つについてお話したいと思います。『時間分散』と『長期運用』です。

その前に『資産分散』の説明の時に出てきた『株』とか『外貨』って皆さんはどんなイメージですか?

株に対してはリスクだとか怖いイメージをお持ちの方が多いのが現状です。しかし、ルールさえ知っていればそんな事はないです。

 

車の運転だと当たり前にルールを守れても、なぜかお金のことになると、そのルールって学ぼうとしないのかが不思議なのです。

マスコミとか情報誌を見て、そんなに儲かるならと興味本位で始める方が居ます。

増える仕組みを知らないで行うのですから、これってもちろん自己責任ですよね。

 

詳しい知識がなくても、一定のルールを習得することって、結構簡単にできるのです。

 

皆様が投資を行う、一番お手軽な方法として、『変額保険』というものがあります。

この保険は、運用実績によって解約返戻金が増減するのがこの商品のリスクです。『保険』と名のつくものなので、もちろん契約時にお約束した死亡保険金は保障されます。

 

自分で投資したいファンドの割合を選び、保険会社が勝手に株とか外貨に投資をしてくれるので、どこの会社の株がいい!なんて個別銘柄を選ぶ必要は全くありません。あくまでお客様は生命保険として契約をします。

 

運用が良ければ、契約中でも運用益のみを受け取ることができるのも特徴の一つです。

 

ここで大切なことは『ドルコスト平均法』をうまく利用することです。

この言葉って聞いたことありますか?これは、お金を殖やす基本的なルールです。

 

リーマンショックのような大きな危機やショックは、これからも必ず起こるとお話しましたが、危機やショックで景気が急激に冷え込んだ時に、皆さんは投資ってしたくなりますか?

 

景気が悪いから今はお金出すのを少しやめて様子を見ましょう!なんてことを言う金融機関の担当者も時々おります。

 

景気のどん底だから、そんなバクチはしたくない!という方が多いと思いますが、私は全く逆の考えです。

 

せっかく株が安いのに、買わないともったいなくないですか?

 

ただ、株の固別銘柄を選びなさい!ということが大切じゃないのです。

 

株価が高いときも安いときも同じ金額を買い続けることで、この効果が出るのです。

同じ株数ではなく、同じ金額を買い続けて下さい。

株価が高い時は少量しか購入できませんが、安い時はたくさん買えるじゃないですか。

時間をかけて高いときも安いときも買い続けることにより、平均の購入単価ってどんどん下がる仕組みになっています。

だから、今のアベノミクスみたいな景気回復時には、利益が出ている方がたくさんいるのです。

 

皆さん、お金ができるとすぐに一括で買う方が多いんですが、それは外貨のように金利を味方につける方法なんです。一括で投資するには、それにはそれでルールがしっかり有るのです。

 

とにかく、長期的に同じものを同じ金額買い続けて下さい。これが2つ目のポイントである『時間分散』です。

そして、それを長期間保有して運用していくのが、3つ目のポイントである『長期運用』です。

 

なかなか言葉だけでは伝えきれないものがあるので、ぜひ一度お越しいただきたいと思っております。『変額保険』ってなかなか知られておりませんが、この効果って凄いものがあるんですよ!

 

ちなみに、私は子供の教育資金をこの方法で貯めています。

一般的な学資保険のような貯め方ですと、インフレには対応できませんからね。