マネートーク

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FMしまだ 2020年02月27日 放送              [正解の額がないならば、自分で見つけよう]




尽きないお金の悩み



20代と30代の女性のお金の悩み、恋愛よりも重要課題になっています。今日はその悩みについてお話をしたいと思います。

皆様のお金の悩みって何ですか?世間の断トツ1位は『貯金がない』という回答です。ただこの感覚に、 かなりの個人差があることも事実です。大体いくら貯金があれば満足しますか? 100万円の人もいれば1000万円の人も居て、少数意見としては1億円あっても足りないという人もいます。
『貯金がない』人の代表は、目先の誘惑に負けてしまい、 それが原因で貯まらないから将来に不安を感じるそうです。言い方を変えれば、 将来の不安を軽視して自己満足のために暴走しているってことですよね。これは言うまでもなく自己責任ですが、 お金のプロと言っている以上、私はこんな方を放置するわけにはいきません。 自分が何にどれだけ使っているか把握できていないのも原因の一つです。




貯金額の正解は人それぞれ



老後が心配になってしまうようなニュースが多い中で、年金が破綻するかもしれないとか、 医療・介護の費用が大きくなるとか、変な噂だけが独り歩きする事が多くあります。 いくら貯めるのが正しいのかという答えもなく、貯金をしようにも金利は低いので、 心配になるのも無理はないのでしょうかね。
将来の見えない不安から貯金をしなければという焦りとなり、でも、 明確な目標が定まらないのでルーズになって貯まらない、こんな悪循環の方がたくさんいる事が現実です。

『お金がない』と『将来が不安』という悩みは、とても密接な関係にあることはお気付きですよね。 政府も、『日本国民全員が年金だけで全て生活ができるわけではない』 と公の場ではっきり言っているのを聞いたことないですか?
普段この場をお借りしてライフプランニングの重要性をお話しておりますが、 聞くだけですとなかなか理解するのが難しいと思います。日本のお金を管理する『金融庁のホームページ』 上でもライフプランニングの重要性が書かれており、更に簡易的ではありますが、 シミュレーションもできるようになっています。知らないでは済まされない事でありながら、 知らない方が多いのが事実です。悪い噂ばかり先走りしてしまい、それに不安を感じているだけではなく、 一歩先に踏み出す勇気も必要ではないですかね。



皆、貯め方が分からない



皆さんお金を貯めたいという気持ちはありますが、 貯め方がわからないという悩みをお持ちのようですね。


お金の悩みごどランキング
1位 「貯金がない」
2位 「保険について
3位 「資産運用のやり方がわからない」


ライフプランニングを行えば貯め方、目標設定が明確になります。 目的が明確にならずただ貯めているだけですと、結婚や出産、 その他とても喜ばしいライフイベントを純粋に喜べなくなってしまいます。 みんなはどうやって貯めているのか、いくら貯まっているのか気になってしまいますよね。 人の事を気にする前に、ご自身の事を知ってください。知れば知るほど楽しくなることを保証します。
その他の意見としては、年収が低いなど仕事の悩みや、 明るい生活を夢見て建てた住宅のローンがきついなど内容は様々です。 お金の苦労は精神的なダメージを誘発します。そんな悩みから解放されるためには、 人の真似をするばかりでは抜け出せません。





サラリーマンにも知ってほしい確定申告のこと



今年も確定申告の時期に突入しております。昨年もこの時期、同じ話題を出しました。 サラリーマンの方にとってはあまり馴染みのない事ですが、 知らなくては損をしてしまう事もたくさんあります。まずは、確定申告の一般的な事についてお伝えしたいと思います。

そもそも、確定申告はどんな方が行うかわかりますか?一般的な方でいいますと、自営業者やフリーランスの方、 複数社から給料をもらっている人や不動産収入がある方、あとは年金をたくさんもらっている人など様々です。

逆に、不要なのは、事業における所得が38万円以下の人(収入ではなくて所得なのでお間違いなく)。 会社で年末調整をしている方も不要です。ただ、2000万円以上給料をもらっている人は、 確定申告をしなければいけません。2000万円以上給料をもらっているから確定申告をしないと! 一度は言ってみたいフレーズですよね。給与以外の収入が20万円以下の人なども申告が不要になります。

確定申告が不要な方でも、確定申告をした方が良いケースもあります。事業が赤字の方、医療費控除がある方、 年の途中で退職した方、アルバイト先で源泉徴収をされている方など、他にもたくさんあります。 疑問をお持ちの方は一度相談いただくのも良いかと思います。

確定申告を行う方でふるさと納税を行っている方は、申告書にその旨を必ず記載して下さい。確定申告を行うと、 対象期間に行ったワンストップ特例制度への申請がすべて無効になりますので、 ワンストップ特例制度の申請を行った寄付分も含めて、申請を行ってください。