
この度、三菱UFJ銀行で、Eco通帳に切り替えた方に対して先着10万名様に1,000円をプレゼントするキャンペーン
を開始しました。Eco通帳とはデジタル通帳の事で、
紙ベースの通帳は廃止して携帯の画面などのみで取引を確認する事を言います。
デジタル通帳化推進の背景には、紙通帳にかかるコストの削減があります。
紙通帳にかかるコストには、印刷費や管理コストの他に印紙税の負担があり、
更に発行される口座は1口座につき200円の印紙税がかかります。
この税額は銀行業界全体では700億円超になるといわれていますが、
三菱UFJ銀行だけでも年間80億円近くの税負担があるとされています。
電子化する事で節税効果に繋がりますので、キャンペーンで1億円予算を組んだとしても、
何も痛手もないと言う事です。
ここで、消費者がデジタル通帳にした場合、紙通帳の場合のそれぞれのメリットをお伝えいたします。
紙通帳は今後益々減少し、デジタル通帳へと移行することが予測されますが、 紙通帳が全面的に廃止されることはないと考えられます。 自分にとって、 どちらが向いているのかよく検討した上で選択することをおすすめします。
年代別でこの関心度が違い、20代は仕事を始めたばかりで貯蓄は少ないですけど、 結婚や住宅取得を意識して貯蓄の大切さを感じるようになります。 30代~50代になると徐々に収入は上がりますが、出産や教育費、住宅購入費など高額な支出が発生します。 60代になると貯蓄が増えていきます。住宅ローンや教育費が無くなり、退職金がもらえますもんね。
貯蓄が増えたからと言って、安心はできませんよね。仕事引退後は年金生活が始まりますが、
多くの方が貯蓄を生活費として取り崩しています。
老後資金として、2,000万円問題が少し前に話題となりました。65歳から95歳の30年間、
老後の生活資金が毎月55,000円不足する事を想定して、
55,000円×12か月×30年=19,800,000円と言う計算式になります。
ただ、私が行うライフプランニングの結果を分析していくと、2,700万円と言う試算も出ました。
各家庭で大幅なブレがあります。
それに備える貯蓄額として、年代を問わず全年齢で見たときの平均貯蓄額は、
2,000万円以上の世帯が3割ほどある一方で、100万円以下の世帯も1割程度あり、
両極に山がある分布となっております。
大切なことは自分を知ること、ライフプランニングを行うのに年代は関係ありません。
ただ何となく貯めるのではなく、目的を定めてみてはいかがですか?