FMしまだ 2018年5月24日 放送 「分散投資」
本日は『分散投資』についてです。
皆さんのお財布の中に、お札って入っていますよね。あれは日本銀行が発行する国債であり、お札こそが日本の債権の代表作です。日本にお住まいの皆様は、誰もが必ず持っているこの日本債権ですが、世界的に見たらどんな印象だと思いますか?
先進国の10年国債の利回りを確認するとよくわかりますが、日本は0.054%の利回りに対し、アメリカは3%を超す利回りがあります。その差は50倍以上です。
何が言いたいかと言いますと、皆さんは自国の通貨を大切にしているのはよくわかりますが、世界的に見たら、今の日本の通貨ってあまり魅力がないのです。
でも、日本に住んでいる以上、これって仕方ないですよね。
ただ、ここからが皆様に知っていただきたいことです。『投資』って言葉を聞くと怖いイメージをお持ちの方には特に聞いていただきたいのですが、ルールを知れば恐怖が払拭できますし、投資で増やす方法って意外と簡単です。
例えば今、手元に200万円あって、為替相場が1ドル100円だと想定します。100万円は日本円で持ち、もう100万円はアメリカのドルに換金します。100万円の日本円と、10000ドルのアメリカ通貨を持つ事になりますよね。これだけで、国内外の債権に資産分散が成功です!
この効果としましては、お金が必要になった時、仮に1ドル90円まで円高が進んでいたらその価値は10万円下落しているので日本円を使い、逆に1ドル110円まで円安が進んでいたら、価値が10万円上昇するので、アメリカの通貨を換金して使うということであり、2つの通貨の有利な方を使いましょうってことです。
更には・・・アメリカの利回りに乗せて高い利回りで運用することができるのです!ただ、直接外国の債権を買うってなかなか大変だと思います。そんな時は、生命保険を使えば簡単に購入できます。
日本円よりも高い利回りで運用され、為替を見ながら日本円とアメリカドルの有利な方を選択して利用できる、更には、ご相談いただいた方には、弊社より運用のアドバイスをご提供致しますので、迷った方はまずは始めてみてはいかがでしょうか?
次に株式投資です。なぜ債権だけではダメかと言いますと、
例えば30歳の女性が60歳になるまでに1,000万円を貯めたい場合、定期積金で貯めていきますと、単純に割れば1,000万円÷30年÷12ヶ月で、1ヶ月あたり27,778円積み立てる必要があります。これが普通の個人年金ですと、60歳以降100万円を10年間に分けて合計1000万円もらう場合、毎月約26,000円支払っていかなくてはなりません。
個人年金の場合は950万円弱のお金を払って1,000万円の受け取りです。日本の債権で運用しているものって、ほとんど増えないのがわかりますか?こんな貯め方ですと、前回お話したインフレには全然対応できません。債権で運用するものは、そのお金の金額は保証してくれますが、価値は保証してくれませんからね。
じゃあどうしたら良いかですよね。
皆さんはあまり馴染みがないと思いますが、株で運用する生命保険があるってご存知ですか?変額保険と言うのですが、運用によって解約返戻金が増減する特徴があります。これをリスクととらえるか、チャンスととらえるかは人それぞれです。
先程と同様に、30年間で1,000万円を貯めるシミュレーションをしてみますと、同じ個人年金でも、毎月16,000円程度の支払で済んでしまうのです。総額で600万円弱の支払が、基準となる金利で運用できた場合には1,000万円になっちゃいます!リスクももちろんありますが、ここまでの可能性を秘めているということは、いかに株式による投資が大切かわかりますよね。
ただ、やっぱり株で運用するから怖いと思われている方、安心して下さい。
なぜ安心なのか、それにはしっかりとした理由があります。
期間や金額によって、運用の仕方って様々です。前回お話した『ドルコスト平均法』もそうですが、ルールを守れば殖える可能性が一気に上昇します。ハマムラコンサルティングビューロウでは、お客様一人一人としっかり面談を行い、お客様の性格や要望を十分理解した上で、オーダーメイドのお金の殖やし方をご提供しております。
まずは一度、お気軽に連絡してみて下さい。
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